千歳町の南から出発する丹波七福神のお参りコースに加えて、火伏せの神愛宕神社、亀岡一の桜の名所であり清流七谷川に沿って歩ける和らぎの道、丹波一の宮の出雲大神宮、そしてあとほんの少し足を伸ばして丹波国分寺(跡)や千歳車塚古墳など、悠久のときの流れを今に伝える史跡、名所巡りも盛り込んでみてはいかがでしょう。どの季節も自然が美しく楽しめますが、お正月に七福神めぐりをすると特にご利益が多いともいわれています。
1月上旬に「ふるさと亀岡ガイドの会」の皆さんにより、『丹波七福神めぐり 新春ハイキング』が実施されています。このハイキングも令和5年で14年目の開催になりました。
丹波七福神巡り
お正月に七福神めぐりをすると御利益が多いといわれています。
日本に数ある七福神めぐりの中で、日本一早まわりの七福神といわれる「丹波七福神めぐり」は、ウォーキングコースとしても人気があります。
千歳町の牛松山山麓、いにしえの古山陰道沿いに1番札所「神応寺」から7番札所「東光寺」までの約5kmを巡るコースです。
のどかな里山を吹きわたる風、静寂にさえずる鳥の声、朝霧の晴れ間から眼下に広がる亀岡盆地、春の桜、秋の紅葉と自然がおりなす風情に心が癒されます。
古来から福をもたらすとして信仰されている7柱の神を、「火伏せの神、愛宕神社」、亀岡一の桜の名所、清流七谷川に沿って歩ける「和らぎの道」、「丹波一の宮、出雲大神宮」、コースから少しはなれたところには「丹波国分寺跡」や丹波最大の前方後円墳「車塚古墳」など、悠久のときの流れを今に伝える史跡や名所と共に楽しめます。
【丹波七福神巡り徒歩行程表とバス時刻表は本ページの下部に記載しています。↓】
第1番 神応寺(毘沙門天) TEL:0771-22-1896 毘沙門区
元はインドの神様で勝負事の神様。禍を追払い願い事をかなえて下さいます。毘沙門さんの教えに従って精進する人には、無量の福徳が招来します。
神応寺の本尊は釈迦如来座像で、境内には無数の石仏をお祀りした石仏庭園があります。
第2番 養仙寺(布袋尊) TEL:0771-23-0506 国分区
七福神の中で唯一実在していた中国唐時代の高僧で契此(かいし)と呼ばれた人。福徳円満なお姿で、ほほえみと幸福の大切さを教えて下さいます。
養仙寺の本尊は釈迦如来坐像で、国内外より集蔵された600余体の布袋像は日本一と言われています。
第3番 蔵宝寺(大黒天) TEL:0771-23-1820 江島里区
本来は真っ黒な体で忿怒の顔をしたインドの神様。七福神になられてからは優しい顔になられ、厨房と家経の神様になり日常生活に最も親しい福の神です。
蔵宝寺の本尊は観世音菩薩坐像で、お寺の薬師堂には薬師如来像が祀られています。
第4番 金光寺(弁財天) TEL:0771-23-6513 中区
七福神中唯一の女性で元はインドの神様。「財運招来」財を弁ずる神様で、音楽・芸、知恵の神様です。琵琶を手に持ち、豊満なお体で座られています。
金光寺の本尊は阿弥陀如来坐像です。
第5番 耕雲寺(恵比須天) TEL:0771-22-2214 北谷区
昔から豊漁と航海安全の神とされていましたが、今は「商売繁盛」、「五穀豊穣」をもたらす神様として親しまれています。天照大神と兄弟の神様です。
耕雲寺の本尊は聖観世音菩薩坐像で、春日局ゆかりのお寺です。ここから見る亀岡盆地はすばらしい眺めです。
第6番 極楽寺(寿老人) TEL:0771-22-1103 出雲区
中国道教の神様で南極星の化身。不老長寿の神様です。長い白い髭を垂れ福禄寿にとても似ています。長寿のシンボルの鹿をお供に従えています。
極楽寺の本尊は阿弥陀如来立像で、収蔵庫には、国重要文化財で平安時代末期作の十一面観音菩薩立像が祀られています。
第7番 東光寺(福禄寿) TEL:0771-22-7719 小口区
中国道教の神で南極星の化身。福は幸せ、禄は収入の増加、寿は長生きと人生円満、福徳と長寿を授ける神様。短身、長頭で福々しくユニークなお姿です。
東光寺の本尊は釈迦如来坐像で、薬師堂には、天台座主智証大師作とされる薬師如来立像が祀られています。
丹波七福神巡り 徒歩行程一覧
⇅ 約3000m ふるさとバス 約7分
毘沙門バス停
⇅ 約330m 徒歩 約6分
◆神応寺(毘沙門天)
⇅ 約350m 徒歩 約7分
◆養仙寺(布袋尊)
⇅ 約1340m 徒歩 約25分
◆蔵宝寺(大黒天)
⇅ 約900m 徒歩 約17分
◆金光寺(弁財天)
⇅ 約270m 徒歩 約5分
◆耕雲寺(恵比寿天)
⇅ 約880m 徒歩 約17分
◆極楽寺(寿老人)
⇅ 約830m 徒歩 約16分
◆東光寺(福禄寿)
⇅ 約240m 徒歩 約4分
小口バス停
⇅ 約6600m ふるさとバス 約15分
亀岡駅北口